海外の妊活で常識!不妊のご夫婦に話題のピニトールと危険性

「ピニトール」という言葉を聞いたことがありますか?海外で不妊に効果があると、注目されている成分です。ピニトールは、ビタミンB群の一種でマメ科の植物に多く含まれています。ピニトールには、どんな効果があるのでしょうか?解説します。

ピニトールは不妊に効果がある?

ピニトールは、PCO(多嚢胞性卵巣症候群)やEDに効果があると言われています。PCOは、卵巣内に卵胞がたくさんできてしまうことで排卵障害を起こします。正常に排卵が行われないと、妊娠するチャンスも減り、不妊に繋がります。PCOになる原因は、まだ解明されていないことも多いですが、原因が肥満やホルモンバランスの乱れの人はピニトールの摂取は効果が期待できます。

PCOの人で肥満の人も少なくありません。この場合は、原因は内臓脂肪の蓄積だと考えられています。ピニトールは、血糖値を下げる効果があるので、内蔵に脂肪が蓄積されるのを防いでくれます。

またホルモンバランスの乱れが原因の人は、正常値の人と比べて、男性ホルモンが多い場合があります。それを、ピニトールを摂取することで男性ホルモンを正常値に戻すことができます。ホルモンバランスが整うことで、PCOが改善されます。

女性の妊活以外にも、ピニトールは注目されています。ピニトールが血糖値を下げる効果があることから、糖尿病患者にも効果が期待されています。また、EDになる原因も血糖値の高さだと言われているので、EDにも効果があると言われています。

ピニトール配合の妊活サプリはコレ!

海外では有名なピニトールですが、日本ではまだ多くは知られていません。今のところ日本で、ピニトールが配合されている妊活サプリは「ベジママ」のみです。

不妊の原因の一つに、カイロイノシトールという物質が足りていないということがあります。ピニトールが体内に入ると、このカイロイノシトールに変換されます。このことからも、ピニトールは不妊に効果があることが分かります。

カイロイノシトールを食事から摂ろうと思った場合、少し難しいかもしれません。カイロイノシトールを含む食材は、蕎麦のみで、蕎麦以外の植物には含まれていないことが分かっています。なので、ベジママのようなサプリメントから摂取することが効果的です。

ベジママは安全?!

ベジママに配合されているピニトールはイナゴマメから抽出されたものです。これは、よく食用として食べられている植物なので、安全だと言えます。また、ベジママは国内の自社工場で栽培したアイスプラントのみを使用しているので、安心安全です。

妊活には、葉酸やマカなどが使用されていることが多いですが、CPO(多嚢胞性卵巣症候群)の人や他の妊活サプリであまり効果を得られなかった人は挑戦してみるのもオススメです。

農水省「妊婦さんに大切なビタミン、葉酸」(外部サイト)

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状と原因を解説します

近年、多嚢胞性卵巣症候群(通称:PCO)が急増していると言われています。不妊の原因でもあるPCOが、20代の若い女性にも増えています。20人に1人が発症すると言われているPCOですが、一体どんな病気なのでしょうか?

多嚢胞性卵巣症候群(PCO)はどんな症状があるの?

多嚢胞性卵巣症候群(PCO)は「polycystic ovary syndrome」といい「PCOS」や「PCO」と略されることが多いです。通常、卵巣内で月に一つずつ成熟し卵胞を覆っている袋を破裂させて排卵します。しかし、多嚢胞性卵巣症候群は卵巣内でたくさんの卵胞がある程度の大きさに成熟しますが、袋が破裂せず排卵が起こりにくくなります。そのため、生理不順や無月経が起きます。正常に排卵が起きないことから、不妊の原因にもなります。

その他、男性ホルモンが増えるため、多毛・ニキビ・低音声化が見られます。また、黄体ホルモンが正常に分泌されないために、月経過多や出血が止まらなくなったりします。

多嚢胞性卵巣症候群の原因とは

PCOの原因はさまざまあり、まだ解明されていないことが多いです。現段階では、ホルモンバランスや糖代謝の異常が関わっていると言われています。通常は、黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンが出て、卵胞の成熟を促しますが、黄体化ホルモンが増えるとバランスが乱れ、卵胞が上手く育たなくなります。また、男性ホルモンが増加することで月経不順等が起こるとも考えられます。

PCOは、卵巣を覆う被膜が厚くなります。肥満が原因な場合と、ホルモンバランスが崩れたことにより厚くなる場合があります。PCOの人は、肥満な人も多いです。内臓脂肪が蓄積することが原因だと言われているので、糖分や脂分の摂り過ぎに注意しましょう。

見逃さないで!ネックレスサイン

卵巣にはたくさんの卵細胞がありますが、通常は月に一つずつ成熟し、卵細胞を覆っている袋が破裂して排卵をします。しかし、この工程がなんらかの原因で卵細胞が成熟しても、袋が破けずに排卵されないと、卵細胞がどんどん溜まってしまいます。この状態が、真珠が並んでネックレスのように見えることから、ネックレスサインと呼ばれています。

PCOは早期発見することが大切です。発見が遅れると悪化してしまいます。なかなか妊娠できないときや、生理不順、初期流産をすることが多い場合は、病院を受診してみましょう。

国民生活センター「胎児の正常な発育に役立つ「葉酸」を摂取できると…」(外部サイト)

妊活中〜出産後まで葉酸の摂取が推奨される理由

妊娠中や妊活中に葉酸が効果的なことが、有名です。これは、葉酸がビタミンB群の一種であり、細胞分裂や新陳代謝に深く関わっている栄養素だからです。厚生労働省も、妊娠時に葉酸の摂取を推奨する文書を発表しています。

厚労省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等…」(外部サイト)

厚労省も推奨する葉酸の効果

葉酸が推奨されるようになった背景に、先天性の障害を持った子どもが増えたことにありました。研究の結果、葉酸を摂取することで先天性の障害を持つ子どもを減らすことが分かり、妊娠初期の大切な時期に摂取することが推奨されるようになりました。

妊娠初期は、赤ちゃんの脳や神経細胞が作られる大事な時期です。細胞分裂を繰り返し、赤ちゃんは成長していきますが、葉酸を摂取することで細胞分裂を活発にすることができ、健康な赤ちゃんが育つ確率が上がります。

反対に葉酸が不足すると、脳や脊髄が上手く繋がらず、障害を持った赤ちゃんが産まれる確率が上がります。妊娠しているときに、必要な葉酸は妊娠していないときの2倍必要だと言われています。そのため、食事から2倍の葉酸を摂るよりもサプリメント等で摂取することを推奨しています。

葉酸は妊活や出産後にも効果的!

葉酸を摂取すると子宮内膜が厚くなり、着床しやすい身体になると言われています。また、生理不順にも効果があると言われているので、妊活中には嬉しい効果が期待されています。他にも、肌の調子を整えたり、髪の毛にも良い影響を与えています。

葉酸は、単体で摂取するよりも他の成分と一緒に摂ることで効果が上がります。ビタミンB12と一緒に摂取することで、葉酸の再利用に効果があったり、ヘモグロビンを合成する効果、貧血防止にも効果があります。

天然葉酸よりも、合成葉酸が良い?!

天然のものと合成のものがあると聞くと、天然のものの方が身体に良い気がしますよね。しかし、厚労省は合成の葉酸を推奨しています。なぜでしょうか?

葉酸は「ポリグルタミン酸型」と「モノグルタミン酸型」に分けられます。葉酸の吸収率が異なるのですが、「ポリグルタミン酸型」は吸収率50%しかないのに対し、「モノグルタミン酸型」は吸収率85%と高くなっています。

ポリグルタミン酸型の葉酸は、枝豆やほうれん草などの食品に含まれていますが、水溶性ビタミンなので、熱や水に弱いです。茹でる・炒めるなどの調理をしてしまうと、多くの栄養素が失われてしまいます。せっかくの栄養素がもったいないですよね。

栄養素が失われがちなポリグルタミン酸型を、栄養素を失いにくく、吸収率が上がるように変換・合成したものが「モノグルタミン酸型」です。この合成葉酸のモノグルタミン酸型にも、ポリグルタミン酸型と同様に食品由来のものもあります。

以上のことから、葉酸の吸収率の高い「モルグルタミン酸型」の合成葉酸を推奨しています。しかし、モルグルタミン酸型の葉酸サプリを選ぶときは、由来に着目して選びましょう。化学物質から作られているものもあるのですが、野菜や酵母由来の安全なモルグルタミン酸型の葉酸が配合されているサプリメントを選びましょう。

科学院「葉酸情報のページ」(外部サイト)

妊活中のご夫婦揃って摂取したいマカの効果とは

「マカ」は男性の精力剤として有名ですが、妊活中の女性にも嬉しい効果があります。マカは、ペルー原産のアブラナ科の多年生植物です。日本では、ドリンクやサプリメントで出回っていることが多いです。ドラックストアや通販で簡単に手にすることができます。

マカにはどんな効果があるの?

マカは、性欲を高める成分が含まれているので、男性の精力剤として使用されていることが有名です。精子の原材料になるアルギニンが豊富に含まれていたり、生産に必要な亜鉛などのミネラル分がバランス良く含まれているためです。

そんなマカは、実は女性にも効果があると注目されています。ホルモンバランスを整えてくれるので、生理不順の改善や重い生理痛の改善、排卵のズレを正してくれる効果が期待できます。また、さまざまなアミノ酸が含まれているので、卵巣機能も強化されると言われています。

他にも、マカに含まれるアルギニンにより、冷え性の改善や美肌効果があります。ホルモンバランスが整うことから、便秘解消や生理前のイライラからの解消も期待されています。

マカは安全?副作用は?

日本では、マカは食材としてはなかなか手に入れることは難しいですが、サプリメントやドリンクで簡単に手に入れることができます。これらで、摂取する際に過剰摂取しなければ、副作用はないと言われています。

ホルモンバランスを整えてくれるマカですが、過剰摂取した場合、ホルモンバランスを崩してしまうことにもなります。すると、更年期障害や冷え性が悪化することがあります。また、吐き気や下痢、嘔吐の症状が見られる場合もあります。サプリメントやドリンクでは、マカ以外の成分が原因で起こることもあるので、使用量は守るようにしましょう。

妊娠したら、マカの使用は避けた方が良いでしょう。まだまだ不明な点が多いのですが、ホルモンバランスに影響があるので、妊娠中や授乳中は通常とはホルモンバランスが異なる状態での使用は避けた方が賢明でしょう。

国産のマカとペルー産のマカの違いは?

マカは、ペルーが原産ですが、実は日本でもマカを栽培しています。そして、ペルー産のマカに比べて、国内産のマカの方が栄養価が高いことが分かっています。

日本食品分析センターのデータによると、ペルー産に比べて国内産は、アルギニン4倍以上、ベンジルグルコシノレート10倍以上、リジン1.7倍以上、プロリン2倍以上の栄養価があると言われています。

また、リラックス効果や血圧を下げる効果のあるギャバは日本のマカにしか含まれていません。国産のマカは、リラックス効果のある上に本場よりも栄養価が高いので、効果が期待できそうですね。

胎児の神経管閉鎖障害の原因と葉酸

妊娠時に葉酸が推奨される理由に、先天性障害を持つ子どもの確率を下げるといったことが挙げられます。先天性障害の一つに、神経管閉鎖障害があります。これは、妊娠初期に胎児が上手く成長しないことが原因で起こります。本来繋がっているべき、神経が塞がってしまうため、脳や脊髄が正常に成長せずに、下半身マヒなどの重度の障害を持つ子どもが産まれてくることがあります。これらを予防するためにも、妊娠時の予防が大切です。

妊娠時は葉酸の摂取が大切

神経管閉鎖障害が起こる原因に、栄養不足が挙げられます。妊娠すると、たんぱく質やカルシウムなど胎児が育つためにたくさんの栄養素が必要になります。この時に、栄養が不足していると胎児の成長に影響がでます。また、胎児だけでなく母体の健康面にも影響が現れます。

さまざまな栄養素が必要な妊娠中に、特に不足しがちなのが葉酸です。葉酸を摂取することで、神経管閉鎖障害を持った子どもの出生率が下がるという研究結果は多く存在します。そのため、厚生労働省でも葉酸の摂取を推奨しています。

特に、赤ちゃんの脳や神経を作る妊娠初期に必要だと言われています。赤ちゃんの異常を見つけられるのが妊娠4ヶ月頃と言われているので、その頃まで葉酸を摂取することが、予防に効果的だと言われています。

神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について

葉酸を効果的に摂取するには?

葉酸はビタミンB群の一種です。枝豆やほうれん草などに多く含まれています。しかし、葉酸は水溶性ビタミンなので、熱や水に弱いです。茹でる・炒めるの調理をするとせっかくの栄養素も流れ出てしまい、十分に摂取することができなくなってしまいます。また、レバーなどからも摂取できますが、そんなに量を食べるものでもないので食事から葉酸を必要量摂取することは、難しいと言えます。

厚生労働省も葉酸サプリから摂取することを推奨しています。葉酸の摂取量は、妊娠時期により異なりますが、妊活中や妊娠初期では1日400μgの葉酸を摂取するように言われています。食事から摂る場合、調理の過程で失われる葉酸のことも考えたら1日に必要量摂ることは困難ですよね。また、葉酸は種類によって吸収率が変わります。このことも加味した上で、上手に葉酸を摂取したいです。

葉酸サプリを選ぶときのポイント!

葉酸は、ポリグルタミン酸型とモノグルタミン酸型の2種類に分けられます。ポリグルタミン酸型の葉酸は、食品から摂取する天然葉酸です。しかし、吸収率が50%しかないことが分かっています。

一方でモノグルタミン酸型の葉酸は、ポリグルタミン酸型の葉酸を吸収率が上がるように変換した合成葉酸です。合成葉酸の吸収率は85%と上がっています。モノグルタミン酸型葉酸は、ポリグルタミン酸型葉酸のように食品から作られたものもあるので、安全に効率良く摂取することができます。しかし、中には石油などの化学物質から作られているものもあるので、購入する際にはそこに注目して購入すると良いでしょう。

e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント」(外部サイト)

国立健康・栄養研究所「健康食品の安全性・有効性情報」(外部サイト)

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